重粒子線医学センター
ご案内
概要
重粒子線治療は、炭素イオンを光速の70%に加速して、がん局所に集中的に照射する治療法です。当センターは、国内初の大学病院に設置された重粒子線治療施設として、安全で先進的ながん治療の実施を目指しています。
業務内容
- 病状により、保険診療または先進医療となります。現在保険適用となる疾患は、根治的切除非適応の骨軟部腫瘍、頭頸部悪性腫瘍(口腔、咽喉頭の扁平上皮癌を除く)、前立腺癌(前立腺以外に転移のないもの)です。それ以外の肺癌、肝臓癌、膵臓癌、直腸癌術後再発、婦人科癌、孤立性肺・肝・リンパ節再発は先進医療として実施されています。
- 重粒子線治療を希望される多くの患者さんに対して、より適切にかつ円滑な診療をおこなうために、重粒子線医学センターでの初回の外来診療は、完全予約制で、医療機関(群馬大学医学部附属病院を含む)からの予約のみの対応とさせていただいております。ご予約について、また、病状や適応に関するご質問などは、こちらのページ(http://heavy-ion.showa.gunma-u.ac.jp/)をご参照の上、主治医の先生や当外来におたずね下さい。
予約窓口 患者支援センター
027-220-7733
受付時間 月-金曜日8:30-17:00、祝祭日・年末年始を除く
特色
当院の放射線治療医師は、一般の放射線治療と重粒子線治療を両方担当する臓器別診療チームに編成されています。看護師、診療放射線技師、物理士、運転技術員、ドシメトリスト、事務員と協働して、それぞれの患者さんに最善の治療が提供できるよう取り組んでいます。院内の他診療科・部門と連携することにより、重粒子線治療だけでなく、薬物療法、手術療法、一般の放射線治療など、複数の治療法を組み合わせた最適な集学的治療が実施可能です。また、がん以外に持病のある方でも、病状に対応する診療科・部門と連携することにより、安心して重粒子線治療を受けることができます。このように、大学病院に設置された利点を最大限に活かし、県内のみならず、県外や海外からも多くの患者さんを受け入れています。
スタッフ
氏名 | 役職 | 職種 | 保有資格 等 |
---|---|---|---|
大野 達也 OHNO Tatsuya |
センター長 放射線科診療科長 腫瘍放射線学教授 |
医師 | 放射線治療専門医、がん治療認定医、日本医学放射線学会研修指導者 |
河村 英将 KAWAMURA Hidemasa |
副センター長 教授 |
医師 | 放射線治療専門医、日本医学放射線学会研修指導者、がん治療認定医 |
尾池 貴洋 OIKE Takahiro |
講師 | 医師 | 放射線治療専門医、日本医学放射線学会研修指導者 |
岡本 雅彦 OKAMOTO Masahiko |
講師 | 医師 | 放射線治療専門医、がん治療認定医、日本医学放射線学会研修指導者 |
久保 亘輝 KUBO Nobuteru |
講師 | 医師 | 放射線治療専門医、日本医学放射線学会研修指導者 |
渋谷 圭 SHIBUYA Kei |
講師 | 医師 | 放射線診断専門医、がん治療認定医、日本医学放射線学会研修指導者 |
松井 博 MATSUI Hiroshi |
講師 | 医師 | がん治療認定医、泌尿器科専門医 |
安藤 謙 ANDO Ken |
助教 | 医師 | 放射線治療専門医、がん治療認定医、日本医学放射線学会研修指導者 |
入江 大介 IRIE Daisuke |
助教 | 医師 | 放射線治療専門医 |
岡﨑 祥平 OKAZAKI Shohei |
助教 | 医師 | 放射線治療専門医、がん治療認定医 |
岡野 奈緒子 OKANO Naoko |
助教 | 医師 | 放射線治療専門医、がん治療認定医、日本医学放射線学会研修指導者 |
佐藤 浩央 SATO Hiro |
助教 | 医師 | 放射線治療専門医 |
柴 慎太郎 SHIBA Shintaro |
助教 | 医師 | 放射線治療専門医、がん治療認定医 |
宮坂 勇平 MIYASAKA Yuhei |
助教 | 医師 | 放射線科専門医 |
武者 篤 MUSHA Atsushi |
助教 | 医師 歯科医師 |
口腔外科認定医、歯科放射線認定医、口腔放射線腫瘍認定医 |
他メンバー
看護師 | 15名 (がん看護専門看護師 1名、がん放射線療法看護認定看護師 1名) |
診療放射線技師 | 22名 (一般の放射線治療も担当しています。 第一種放射線取扱主任者 1名、放射線治療専門放射線技師 4名、放射線治療品質管理士 4名、医学物理士 1名、医療情報技師 1名) |
物理士 | 8名 (医学物理士 5名) |
ドシメトリスト | 5名 |
運転技術員 | 10名 |