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群馬大学医学部附属病院 > お知らせ一覧 > お知らせ > 整形外科で人工関節手術支援ロボットを導入しました

整形外科で人工関節手術支援ロボットを導入しました

当院整形外科では、2025年1月に最新の人工関節手術支援ロボットシステムを導入しました。手術支援ロボットの導入により、これまで人間の手作業に頼っていた人工関節設置の精度が向上し、患者さんの術後の機能改善が、さらに向上することが期待されます。今後、人工関節手術支援ロボットを、膝関節手術のみならず、股関節手術や肩関節手術にも活用し、整形外科領域全体で精度の高い人工関節手術を実現します。

人工関節手術支援ロボットとは?

このシステムは、患者さん一人ひとりの関節の形に合わせた手術計画を立て、手術中もリアルタイムで進行状況を確認できるよう支援します。これにより、人工関節の設置位置や骨を切る角度、関節周囲の軟部組織のバランスをより正確に調整することが可能になります。ロボットが自動で手術を行うわけではなく、医師がロボットのサポートを受けながら、従来と変わらない感覚で手術を行うことができるシステムです。

今後の展望

当院では、人工関節手術支援ロボットを活用した手術を、徐々に増やし、より多くの患者さんに先進的医療を提供していきます。また、本システムを用いた臨床研究を推進し、術後の長期成績や新たな治療法の開発にも貢献していきます。

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